場所をつくるってなんだろう?

エッセイ

場所をつくるってなんだろう?

2022.06.25

こんにちは。編集部の勝股です。
松風ストリートという活動をしていると、どうしても場所やコミュニティのことを考えてしまいます。
「ある場所に活力や往来が生まれてくるにはどうしたらいいんだろう?」

最近いくつかの本を読んだり、人に出逢ったりしながら
考えた思考の断片をここに置いておきます。

これから試みることばかりで、ふわっとした話ですが
自分なりに少し整理が進んだので記してみる次第です。

コミュニティを育てるということは、ひとつの生態系をつくることと同義かと思う。

生態系をつくるだなんて大それたことを果たしてできるのだろうか
大きな疑問はあるものの、いったんそこには立ち寄らず、話を進める。

人の集まりというのはそんなにコントロールできるようなものじゃないと思う。
できたとしてそれは健康ではないので、淀みが生まれ、崩壊や衰退、果ては決裂、分断へと向かう(つまり死んでいく)。
操作的なところから離れないと、豊かな生態系は生まれてこないように思う。

例えば山や森がひとつのエコシステムであるような、そんな場所。
そこにいる生き物やフィールドが相互に作用しながら互いを生かし、循環している場所。
あるいは血液が巡ることで、身体をひとつのエコシステムとして捉えるときのように。

では具体的にはどうするのか。
やれることはツボを押していく。または水路を作る。ということじゃないだろうか。
生態系を部品的に捉えず、観察し、必要だと思うアクションを行い、水の流れる場所(人や情報、コミュニケーションの流れる場所)を増やしたり、堰き止めているものを除去したりするのである。
秘孔を押すことによる、全体の活性化を企図する。

サロンのような場所、松下村塾のような場所は、場所が人を引き上げたと思う。
(優秀な人が集まっていたのではなく、その場所が人を非凡にした)
そういう場に生涯でひとつでも出会えたらすごくラッキーだと思う

松風ストリートの運営は都度都度方向性を確認しながら、
感覚と照らし合わせて
ゆっくり進んでいます。
ひとつひとつのアクションが本当に微力でも
やがて大きな渦になることを意図しながら。

今月も手探りながら少しでも前に進んでいるといいなと思っております。

 

筆者:勝股淳

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